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カーシャンプーとは?選び方と役割をプロが徹底解説

洗車アイテム
  • カーシャンプーってなに?
  • 普通の洗剤と違うの?
  • どれを選べばいいか分からない

洗車で必須アイテムのカーシャンプーですが、種類が豊富で選び方を間違えるとシミや傷の原因になることも…

そこでこの記事では、15年以上の洗車歴を持つ私が、カーシャンプーの必要性や食器用洗剤との違い、種類や特徴と選び方を徹底解説します。

おすすめカーシャンプー

カーシャンプーは種類が豊富で選ぶのが大変
そこで、洗車マニア厳選のカーシャンプーを以下の記事で紹介しています。
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カーシャンプーの役割

カーシャンプーには、汚れを浮かせて落としやすくする効果があり、きめ細やかな泡がボディとスポンジの間でクッションとなり、摩擦による洗車傷のリスクを減らすことができます。

種類も豊富なので、落としたい汚れに合わせて使い分けることで、より効果的な洗車が可能です。

カーシャンプーの種類と特徴

カーシャンプーには主に「液性」と「成分」の違いがあります。

液性の種類

液性の種類は大きく分けて「中性」「アルカリ性」「酸性」の3種類があります。

それぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。

中性

中性のカーシャンプーは、最も一般的で洗浄力がマイルドなのが特徴

デリケートな塗装面にも優しく安心して使用できるため、迷った時は中性のカーシャンプーを選ぶと間違ありません。

コーティング対応商品も多いため、コーティングを施工していても安心して使用することができます。

油汚れや水垢などの頑固な汚れには洗浄力がやや足りない場合がありますが、日常的な洗車には問題なく使用できます。

アルカリ性

アルカリ性のカーシャンプーは、排ガスなどの油汚れや水垢などの頑固な汚れに最適

洗浄力が強く、ボディに付着した油膜や雨染み、虫の死骸などを効果的に除去できます。

ただし、コーティング施工車は使用できない場合が多く、塗装へのダメージも強いため、間違った使用方法ではシミの原因になることがあります。

使用する場合は説明書をよく読み、正しい使用方法と使用後のすすぎを十分に行いましょう。

酸性

酸性カーシャンプーは、鉄粉やイオンデポジットなどの除去に効果的

イオンデポジット
水道水や雨に含まれるミネラル分が乾燥して固着し、白い鱗状になる現象

ブレーキダスト(鉄粉)によるホイールの汚れや、軽度のイオンデポジットを落とすのに効果を発揮します。

アルカリ性同様、コーティング施工車は使用できない場合が多く、塗装へのダメージも強いため、使用頻度や使用方法には注意が必要です。

カーシャンプーの成分

カーシャンプーに洗浄成分の「界面活性剤」以外に、撥水効果のある「コーティング成分」や傷消しの効果がある「研磨剤」など、商品によって様々な成分が含まれています。

カーシャンプーは「汚れを落とす」本来の機能に特化したものを選ぶことが大切です。

ツヤ出しやコーティング、研磨剤など複数の機能を持つシャンプーは便利に思えますが、本来の洗浄力が低下するうえ、すすぎ残しによるシミや研磨剤による傷のリスクも伴います。

頑固な汚れやキズには専用クリーナーなどを使い、カーシャンプーは純粋に汚れを落とすことをメインに選びましょう。

洗車に食器用洗剤は使える?

結論から言うと、洗車に食器用洗剤の使用はおすすめできません。

食器用洗剤は油汚れに特化しているため、車の塗装やコーティング、樹脂パーツにダメージを与えかねません。タイヤを洗浄した場合、保護成分まで剥がし寿命を縮める可能性も。

泡切れも悪くすすぎ残しが発生しやすいため、シミやパーツの劣化に繋がるリスクもあります。

カーシャンプーはボディを傷つけず汚れを効果的に落とせるよう専用の成分が配合されていますので、大切な愛車を守るためにも、洗車専用のカーシャンプーを使用しましょう。

初心者必見!カーシャンプーの選び方とポイント

カーシャンプーを選ぶ際、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 液性は「中性」
  • コーティング対応の製品
  • コーティング成分や研磨剤なし
  • 泡立ちがよく泡切れが良い

初心者の方や洗車頻度が多い場合は、ボディへの影響が少ない洗浄力がマイルドな中性のカーシャンプーがおすすめです。

コーティングの有無に関わらず、コーティング対応と記載された製品を選ぶと安心です。

コーティング成分や研磨剤の入っていない商品を選びましょう。期待した効果が得られず、本来の洗浄力が低下するうえ、すすぎ残しによるシミや研磨剤による傷のリスクも。

泡立ちが良いと摩擦を低減し傷のリスクを減らせます。また、泡切れの良い商品を選ぶとすすぎ残しによるシミのリスクを減らし、洗車を時短できます。

まとめ

カーシャンプーは液性や成分など、種類も様々です。

主な液性

中性
洗浄力がマイルドでコーティング施工車でも安心

アルカリ性
タイヤやホイールの油汚れに効果的

酸性
ボディの鉄粉や軽度のイオンデポジットを落とす効果

以下のポイントで選びましょう。ツヤ出しやコーティング成分、研磨剤などは入っていないものがおすすめ!

  • 「中性」のカーシャンプー
  • コーティング対応の製品を選ぶ
  • コーティング成分や研磨剤なし
  • 泡立ちがよく泡切れが良い

食器用洗剤は洗浄力が強力で、塗装やコーティング、樹脂パーツを痛める原因となるため、使用することはおすすめしません。

カーシャンプーは、洗浄する箇所によって成分の異なるシャンプーを使用するのも効果的です。

洗車の頻度や予算なども考慮し、自分に合ったカーシャンプーを見つけてみてください!

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