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車のコーティングは本当に必要?経験者が語る!種類・費用・自分でやる方法まで徹底解説

洗車ガイド

新車・中古車を購入するとき、または日々のメンテナンスの中で、コーティングについて検討されるかと思います。ですが、「本当に必要なの?」「費用は?」「自分でできるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、筆者が10台以上の車を購入しメンテナンスしてきた自身の経験をもとに、車のコーティングの必要性から、コーティングの種類・費用、自分でやる方法、さらには「おすすめのコーティング剤」まで徹底的に解説します。

コーティングを検討している方のお役に立てますと幸いです

この記事を読めばわかること
  • コーティングの必要性とメリット・デメリット
  • コーティングの種類とそれぞれの特徴や費用相場
  • コーティングを自分で行う場合とプロに依頼する場合の比較

コーティングの必要性とメリット・デメリット

車のボディは、常に厳しい環境にさらされています。太陽光の紫外線や雨風、砂埃、鳥の糞、虫の死骸、さらには酸性雨や排気ガスなど、塗装を劣化させる要因は数えきれません。

コーティングには、これらの外的要因から車のボディを保護してキレイな状態を保つための役割がありあます。また、汚れを付きにくくする効果や洗車が楽になるメリットもあります。

以上のことから、コーティングは必要だと筆者は考えます。

車の塗装は弱いので、新車のような輝き維持するためにはコーディングをしておきたいですね!!

一方、コーティングにはメリットだけでなくデメリットも存在します。メリット・デメリットについて詳細を解説します。

コーティングのメリット

  • 洗車が楽になる: コーティングにより表面が滑らかになるため、汚れが付きにくくなります。また、水洗いだけで簡単に汚れを落とせるようになるため、洗車の手間と時間を大幅に削減できます。
  • 車をキレイに保てる: コーティングによってボディの塗装面に透明な保護膜を形成され、新車のような光沢と艶が生まれます。色あせやシミも防ぐ効果があり、キレイな状態が保てます。
  • 塗装の劣化を防ぐ: 紫外線や酸性雨、鳥のフンなどの外的要因から塗装を守り劣化を防ぎます。
  • 車の価値を維持できる: 塗装の状態をキレイに保つことができ、将来的に車を売却するときの査定額アップが期待できます。特に、人気の高い車種や色の場合、コーティングの有無が査定額に影響する可能性があります。
  • 心理的な満足感: 汚れた車よりもキレイな車に乗る方が、所有する喜びと満足感につながると思います。愛車への愛着も深まり、カーライフがより豊かになります!!

コーティングのデメリット

  • 費用がかかる: コーティングの種類や施工業者によって費用は大きく異なりますが、一般的には数万円から10万円以上の費用がかかります。
  • 種類が豊富で選ぶのが難しい: 主なものだけでも、ガラスコーティング、ポリマーコーティング、ワックスと様々な素材があり、それぞれの特徴や価格帯も異なりますので、選ぶのが難しいです。
  • 施工に時間がかかる: コーティングの種類や車のサイズ、施工方法によって数時間から数日かかる場合があります。
  • 洗車機を利用できない場合がある: 一部のコーティングは、洗車機のブラシによって剥がれたり被膜にキズが入る可能性があるため、手洗い洗車によるメンテナンスが必須の場合があります。
  • メンテナンスが必要: コーティングの効果を維持するためには、定期的に専用のキットでメンテナンスを行う必要があります。

メリットばかりではないので、この後の解説を参考にご自身の最適な選択を検討してください

コーティングの種類と選び方

車の使用状況や保管状況により、コーティングの必要性や最適な種類が異なります。ここでは、いくつかの例をもとにコーティングの種類と選び方を解説します。

新車へのコーティング

新車の塗装はキズや汚れが少ない最も良い状態です。そこにコーティングをすることで、新車時の美しさをさらに引き立て、長期間維持することができます。また、その後のメンテナンスの手間を減らし、車の価値を維持することにもつながります。

新車コーティングはディーラー(販売店)に依頼するべき?

ディーラーでのコーティングは、出荷時やディーラーへの入荷時にコーティングを施工するため、最も良い状態でコーティングができます。ただし、費用が高めに設定されていることが多く、コーティングの種類も限られます。

また、新車といえども少なからずキズや汚れはあります、ディーラーでの施工はコーティングのプロが実施するとは限らないため、コストを抑えたい場合や不安な場合は、専門業者に依頼するのも検討した方が良いです。

メーカーによっては工場出荷前にコーティング施工されるところもあり、とても仕上がりが良かったです。(施工するタイミングは販売店にご確認ください)

中古車へのコーティング

中古車は、年式や走行距離、保管状況によって異なります。いずれにしても、新車の状態と比較すると塗装は傷んでいますので、コーティングを施工してリフレッシュするのがおすすめです。

中古車にコーティングは必要ない?既に施工されている場合は不要?

中古車でも、コーティングを施工して間もない状態のものは不要な場合があります。ただし、非常な稀なケースですので、新たにコーティングを施工するのがおすすめです。

また、コーティングの効果を高めるには、既に施工されているコーティングを落とし、小さなキズを消す「研磨作業」が必要なため、中古車についへは専門業者へ依頼するのが確実です。

青空駐車とコーティング

青空駐車は、直射日光による強い紫外線や雨、風、雪、砂埃など、車の塗装にとって非常に厳しい環境にさらされます。これらの要因により、屋内保管と比べると塗装の劣化が早まるので、コーティングによる保護が欠かせません。

せっかくの愛車がこんな状態になったら嫌ですよね…

青空駐車だとコーティングも直ぐに痛んで効果がなくなるのでは?

確かに、屋内保管に比べると青空駐車の場合は、コーティングの劣化も早いです。ですが、コーティングは塗装を保護することを目的としているため、あらゆる外的要因に強い成分を使用しています。適切なメンテナンスは必要ですが、コーティングをする効果は大きいため、施工することをおすすめします。

コーティングの種類と特徴

コーティングには、大きく分けて以下の3種類があります。それぞれの特徴、メリット・デメリット、費用相場を解説します。

代表的なコーティング
  • ガラスコーティング
  • ポリマーコーティング
  • ワックス・簡易コーティング

ガラスコーティング

ケイ素を主成分とし、その名の通りガラスのように硬い(硬度の高い)コーティングです。耐久性、耐候性、耐薬品性に優れており、長期間にわたって効果が持続します。

メリット耐久性が非常に高く光沢が長く維持される。汚れもつきにくく、耐候性、耐薬品性に優れている
デメリット費用が高く、施工には専門知識と技術も必要となるため難易度が高い。さらに、硬化に時間がかかるため施工時間も長い
費用相場5万円~15万円(業者に依頼した場合)
持続期間1年〜5年程度

ポリマーコーティング

フッ素やシリコンなどの高分子化合物(ポリマー)を主成分とするコーティングです。ガラスコーティングよりも比較的安価で施工でき、施工作業も比較的容易です。

メリットガラスコーティングと比較すると費用が安い。施工も比較的容易で、短時間で作業が終わる。
デメリット耐久性や光沢の持続性はガラスコーティングに劣る。
耐候性、耐薬品性についてもガラスコーティングに劣る
費用相場3万円~8万円(業者に依頼した場合)
持続期間3ヶ月〜1年程度

ワックス・簡易コーティング

ワックスはカルナバロウなどの天然成分を主成分したもので、自然な艶を出すことができます。

簡易コーティングはシリコーンを主成分とする樹脂系のコーティングで、 塗装への浸透力が高く、細かい線キズなどを見えにくくしたり艶を与えることができます。

どちらも比較的安価で施工しやすいです。

メリット安価、手軽に施工できる、自然な艶が出る
デメリット耐久性が低い、光沢の持続性が短い、こまめなメンテナンスが必要
費用相場数千円(業者に依頼した場合)
持続期間1ヶ月〜3ヶ月程度

コーティングの施工方法・費用とメンテナンス

コーティングは、プロの業者に依頼だけでなく自分で施工することも可能です。それぞれのメリット・デメリット、費用、コーティング後のメンテナンスについて解説します。

自分でコーティング?プロに依頼?

コーティングは、自分で施工することも、プロのコーティング業者に依頼することも可能です。それぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたの状況に合った方法を選びましょう。

自分でコーティング

自分でコーティングをする最大のメリットは費用を抑えられる点です。また、自分のペースで作業できる点や、苦労して愛車をピカピカにした時の達成感はたまらないものです。

一方、施工に時間と手間がかかる上、施工方法を間違えると塗りムラや塗り残しが出たり失敗するリスクもあるため、自身のない方にはオススメできません。

ご安心ください!後ほど、初心者でも安心に施工できるおすすめのコーティング剤を紹介します!!

プロのコーティング業者に依頼

コーティングのプロが施工するため、高品質な仕上がりが期待でき、保証も付いていることが多いです。また、業者に依頼するため時間と手間をかけずに済む点がメリットです。

一方、コーティング剤の料金に加え、施工費用がプラスされるため費用が高いです。また、施工に時間がかかるため予約が必要となる場合が多く、希望する日程で施工できない可能性もあります。

車のコーティングの値段は?費用相場を徹底解説

車のコーティングの費用は、コーティングの種類、車のサイズ、施工業者によって大きく異なります。ここでは、自分でコーティングをした場合(コーティング剤のみ)と、業者で施工した場合の一般的な費用相場を解説します。

種類自分で
コーティング
業者に依頼
ガラス
コーティング
1万円〜5万円5万円~15万円
ポリマー
コーティング
数千円〜1万円程度3万円~8万円
ワックス
簡易コーティング
千円〜1万円以内数千円
(洗車サービスなどのオプション)

上記はあくまで目安です。特に、業者に依頼する場合は、車の状態によって磨きの作業が必要で合ったり、オプションの追加によって変動します。業者に依頼する場合は、事前に業者へ確認するようにしましょう。また、複数の業者で見積もりと比較を行うのも良いでしょう。

自分でできる!おすすめのコーティング剤と選び方のポイント

ここで、自分でコーティングに挑戦したい方のために、筆者がこれまで使用した中でおすすめのコーティング剤と選び方のポイントを解説します!!

おすすめのコーティング剤

ガラスコーティング

ゼウスクリア ジラザン50
(日本ライティング)

多くのガラスコーティングはスポンジで塗り込むのに対し、シラザン50はスプレー式なので施工が簡単かつ短時間でできます。コーティング初心者でも扱いやすく失敗しにくいのが特徴です。

コーティング後はとても深い艶が出るため、愛車の輝きが一層増します!!
また、通称「シラザンフォール」と呼ばれるほど水弾きが良く、その効果長く持続するのが特徴です。

値段も11,000円からと、お得なところも筆者のお気に入りです!!

メーカの公表では、定期的なメンテナンスで3年以上の耐久性があるそうです
筆者も施工から1年経ちましたが、水弾きや艶が持続しています

簡易コーティング

ゼロプレミアム
(シュアラスター)

スプレー式簡易コーティングのパイオニア的存在であるゼロドロップのプレミアム版です。
スプレーして拭くだけの簡単施工で手軽にコーティング効果を得られるため、初心者にもおすすめです。

筆者はスマートミストやCCウォーターなど、様々な簡易コーティングを使用してきましたが、コーティング後の艶、水弾き、効果の持続性、どれも簡易コーティングの中では一歩リードしている印象です。

値段は3000前後からと簡易コーティングの中では高めですが、他のコーティング際に比べると使用頻度も少なめになるため、コスパも良い点がお気に入りです!!

プレミアムの名だけあって、施工の簡単さや仕上がりの良さ、効果の持続性は最高です!!

上記のコーティング剤は、Amazonや楽天、メーカーのオンラインショップ等で購入できます。

コーティング剤の選び方のポイント

コーティングの種類

コーティング剤は、施工のしやすさ、耐久性、価格、車の色などを考慮し、初心者にはポリマー系、経験者はガラス系など、自身の経験や予算、車の状態に合わせて選ぶことが重要です。

車のメンテナンス経験が少なく施工が不安な方は、筆者おすすめの「ゼロプレミアム」をはじめとするスプレー式の簡易コーティングがおすすめです。
ガラスコーティングに挑戦したい!!という方は、「シラザン50」などの施工方法が簡単なものを選ぶと失敗するリスクは少ないです。

筆者はシラザン50とゼロプレミアムを常備して愛用しています!!

コーティング後の洗車はどうすればいい?洗車機は使える?

最後に、コーティングを施工した車の洗車方法や注意点をを簡単に紹介します。

洗車機は使える?

一部のコーティングでは、洗車機のブラシによって剥がれたり、コーティングの被膜が痛んでしまう可能性があるなどで洗車機を使用できないものがあります。可能であれば手洗い洗車をおすすめします。

ガラスコーティングは硬度が高いため、洗車機を使用しても問題ないものが多いですが、使用可能かどうかは事前に施工業者に確認しておくと安心です。

手洗い洗車については、↓こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

車のコーティングは、メンテナンス性の向上や愛車の美しさを長期間維持するためにとても有効な手段です。
コーティングの種類や費用、メリット・デメリットを理解し、自分の車に合ったコーティングを選びましょう。

この記事を参考に、カーライフをより豊かなものにしてください!

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