拭き上げクロス・タオルは、素材やサイズなど様々な商品があり「どれを選べばいいかわからない!!」といった方も多いのではないでしょうか?
洗車機や手洗いで洗車をした後、クロスやタオルをし使用して拭き上げをすることは重要です。
この記事では、あなたの洗車をワンランク上の仕上がりにするための、拭き上げに最適なクロス・タオルの選び方と使い方を徹底解説!!
そして、筆者がこれまで使用してきた中で、おすすめの商品5つを紹介します!!

拭き上げクロス・タオル選びの参考にしてください
- 洗車時の拭き上げに最適なクロス・タオルの選び方と種類
- 拭き上げクロスを使うメリット・デメリット
- 洗車で拭き上げクロスを使う際の注意点
- おすすめの拭き上げクロス5選と選び方のポイント
- 拭き上げクロスのお手入れ方法と保管方法
拭き上げクロスとは?その役割と種類

まずは、洗車における拭き上げクロス・タオルの役割と種類について解説します。
拭き上げクロスの役割
拭き上げクロスは、洗車後に車のボディに残った水滴を拭き取るための専用クロスです。
洗車後の水滴を放置すると、水垢やウォータースポットの原因となるため、迅速かつ丁寧な拭き取りが重要となります。
また、拭き上げクロスは水滴を拭き取るだけでなく、拭き取り時の傷を防止し、車の美しい状態を保つ役割も担っています。
拭き上げクロスの種類と特徴
洗車の拭き上げに使用するクロスには、主に以下の3つの素材が使用されています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
マイクロファイバークロス
極細繊維による高い吸水性と速乾性に加え、耐久性にも優れ、繰り返し使えるため、コストパフォーマンスにも優れています。
ここ最近では最も一般的な素材で、多機能な製品が様々なメーカーから販売されています。
PVAスポンジクロス
PVA(ポリビニルアルコール)樹脂で作られたスポンジ状のクロスで、非常に高い吸水性を持つため、大量の水滴を効果的に拭き取ることができます。
滑らかな質感で車体に引っかかりにくく、スムーズな拭き上げが可能な上、合成素材の特性として耐薬品性にも優れており、様々な洗浄剤と併用できます。
天然繊維(セーム革)
天然皮革で作られたセーム革は、非常に柔らかい質感で車体に優しく、丁寧に磨き上げることが可能です。
その高い吸水性から、古くから高級車の拭き上げに使われてきましたが、手入れに手間がかかる点や価格が高い点がデメリットです。
拭き上げクロスを使うメリット・デメリット
ここでは、洗車に拭き上げクロスを使用するメリットとデメリットについて解説します。
拭き上げクロスを使うメリット
一般的なタオルと比較して、拭き上げクロスは非常に高い吸水性を持ちます。そのため、洗車後の大量の水滴も素早く吸収し、効率的な拭き上げが可能です。
特に大判の拭き上げタオルは、一度に広範囲の水分を吸収できるため作業効率が向上します。
マイクロファイバークロスやPVAスポンジクロスなどは、非常に柔らかい質感で車体を傷つけにくい素材です。
セーム革に至っては、天然皮革であるため非常に柔らかい質感で、丁寧に磨き上げることができます。
拭き上げクロスの多くは、すすいだり洗濯することで繰り返し使用可能です。耐久性も高く、長期間使用できるためコストパフォーマンスに優れています。
拭き上げクロスを使うデメリット
拭き上げクロスは、一般的なタオルと比較すると価格が高めです。特に、セーム革は天然素材であるため非常に高価です。
クロスに付いた汚れや水分を落とすため、使用後はすすぎや洗濯が必要です。また、セーム革は特別な条件での手入れが推奨されています。
誤った使い方や汚れたクロスを使用すると、車に小さな傷がつく可能性があります。
洗車で拭き上げクロスを使う際の注意点

洗車時、拭き上げクロスを使う際にはいくつかの注意点があります。ここでは、使用時の注意点について解説します。
拭き上げ方
拭き上げの際は、クロスを軽く濡らしてしっかりと絞ってから使用してください。乾いた状態のクロスは摩擦が大きく、車に傷をつけてしまう可能性があります。
また、拭き取りは一方向に沿って行い、円を描くような拭き方は避けてください。円を描くと、汚れや傷を広げてしまうことがあります。
クロスの同じ面を使い続けると、吸収した水分や汚れで車を傷める原因になるため、こまめに面を変えながら拭き上げましょう。
使用後の手入れと保管方法
使用後のクロスは汚れや水分を多く含んでいるため、できるだけ早く水ですすぐか、洗濯をしましょう。
洗濯機を使用する場合は洗濯ネットに入れ、柔らかいモードで洗うのがおすすめです。
乾燥は、風通しの良い場所で陰干ししてください。直射日光はクロスの素材を劣化させる可能性があるため、避けるようにしましょう。
完全に乾燥させた後は、クロスをきれいに畳んで、ホコリや湿気の少ない場所で保管してください。
おすすめの拭き上げクロス5選
最後に、筆者がこれまで使用してきた中で、特におすすめの拭き上げクロス5つを紹介します!
SilkDryer EVO(シルクドライヤー エヴォ) – GYEON
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | (S)50×55cm、(M)70×90cm |
特徴 | 非常に柔らかい質感で、自動車に傷をつけにくいのが特徴です。 長い毛足は表面の凹凸に密着し、水分を素早く安全に吸収します。 |
その柔らかさはまるでシルクのようだと評判で、吸水力も高いため、洗車傷を最小限に抑えたい方、効率的に拭き上げ作業を終えたい方におすすめです。
大判サイズなので、ミニバンやSUVなどの大型車でも、クロスを何度も絞る必要がありません。
耐久性が高く、自動車ディーラーなどもプロも愛用しています。

吸水力が非常に高いので、車種によっては1度も絞らずに拭き上げが終わります
プレミアムサムライタオル – 侍プロデュース
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | (S)30×30cm、(L)40×80cm |
特徴 | サムライプロデュースとコーティング職人が共同で研究して作り上げた最上級品質のタオル。 吸水性・速乾性に優れているマイクロファイバーを採用。 |
同タイプのシルクドライヤーと比較すると、若干サイズは小さめですが、両面吸水タイプなので吸水力は申し分なし。
縁まで全て柔らかなタオル素材なので、洗車キズを気にすることなく安心して使用できます
シルクドライヤー同様、洗車傷を最小限に抑えたい方、効率的に拭き上げ作業を終えたい方におすすめです。

筆者はたくさん洗車をするのでGYEONのシルクドライヤーとプレミアムサムライタオルの2枚体制です
プラスセーヌ501 – AION
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | PVA |
サイズ | 43×32.5cm |
特徴 | 表面に微細なパターンを形成し、拭き取り時の摩擦抵抗を大幅に低減 窓ガラス、鏡等の拭き取り効果に優れ、スパッと水を拭き取る |
洗車用の拭き上げクロスとして長年親しまれている商品で、吸水性、拭き取り性に優れた人工合成セームの代名詞、アイオン 「プラスセーヌ」です
プラスセーヌ 501は、表面に微細なパターンを形成することで、通常のプラスセーヌに比べ、拭き取り時の摩擦抵抗を大幅に低減し、拭き取りしやすいです。
耐久性も高く、長期間性能を維持できる点も魅力です。
クロスの中では比較的安価なので初心者におすすめです

筆者も最初の頃は、手頃なプラスセーヌでした
プラスセーヌ プレミアム マイクロファイバークロス – AION
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | 50×35cm |
特徴 | 1枚で洗車後の水滴の拭き取りから、コーティング拭き上げまで可能な、日本製の高品質マイクロファイバークロス |
日本製の高品質・高性能なマイクロファイバーを使用しており、吸水性と拭き取り性に優れています。
繊維の先端がエッジ状でしっかり抱き込むため、拭き残しが少なく、拭き取り性に優れています。
ノンステッチ(縫い目が無い)加工のため、ボディがキズつきにくいです。
プレミアム吸水クロス – ソフト99
項目 | 詳細 |
---|---|
素材 | マイクロファイバー |
サイズ | 17.5×25.5cm |
特徴 | 高密度でカットパイル加工を採用。驚きの吸水力と手触りの高級クロス。 |
吸水力・柔らかさ・手触りともに、一般的なマイクロファイバークロスよりも優れています。
厚みのある生地とふんわり柔らかな毛足で、塗装・コーティング被膜に優しく、ダッシュボードやカーナビ画面など、車内のクリーニングにも使用できるのがポイントです。
まとめ
この記事では、洗車時に使用する拭き上げクロス・タオルの選び方と、おすすめの5つの製品をご紹介しました。
拭き上げクロスは、洗車後の水滴を効果的に除去するだけでなく、自動車を傷から守り、美しい仕上がりを実現するための重要なアイテムです。
この記事を参考に、あなたの愛車にぴったりの拭き上げクロス・タオルを見つけてください。

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おまけ: 拭き上げにブロワーもおすすめ
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