PR : 記事内に広告を含む場合があります

洗車しないとダメ?洗車の必要性をプロが徹底解説

洗車ガイド
  • 洗車しないとダメ?
  • 洗車しない方がいいって聞いたけど
  • 雨でキレイになるから洗わなくてもいいじゃん

洗車は「見た目をキレイに保つためのもの」と思われがちですが、危険な汚れから愛車を守るために必須のメンテナンスです。

洗車をせずに放置すると塗装の劣化やボディに深刻なダメージを与えてしまう可能性も…

この記事では、洗車歴15年以上のプロが、洗車しない場合のリスクや

ぜひ愛車を洗車するきっかけにしてください!

洗車しないとどうなる?

車は走行中や駐車中に様々な汚れにさらされており、中には塗装にとって非常に危険な汚れも存在します。

これらを放置した場合、深刻なダメージを負ってしまい元の状態に戻すのが困難になります。

塗装の傷みや色褪せ

車のボディには泥やホコリ、排気ガスの油分、鳥のフンや虫の死骸、黄砂・花粉といった様々な汚れが付着しています。

これらの汚れが雨などに濡れて乾くと、イオンデポジットと呼ばれる水シミに変化し、さらに放置するとウォータースポットへと進行して、ボディの研磨が必要な状態となり自分で除去するのは困難になります。

イオンデポジット
水道水や雨に含まれるミネラル分が乾燥して固着し、白い鱗状になる現象
放置するとウォータースポットになる

ウォータースポット
ボディに付着した水滴がレンズの役割となり、太陽光の熱が集められ、高熱で塗装面を焼くことで陥没させてしまう現象

さらにウォータースポットを放置し続けると、ボディ表面の保護膜であるクリア層が剥がれたり、塗装が劣化して色褪せたりするなど、取り返しのつかないダメージを引き起こします。

ニコパパ
ニコパパ

私の知り合いは洗車せずに放置して、天井の色褪せがひどかったです。

サビによる塗装の剥がれ

付着する汚れの中には、鉄粉や融雪剤(塩カル)といったサビを発生させる汚れも存在します。

鉄粉や融雪剤が付着した状態で長期間放置したり、塗装面が劣化した状態で放置たりすると、やがてボディ表面にサビが発生します。

一度サビが発生すると塗装が剥がれてしまい再塗装が必要となり修理費用も高額です。

さらに、表面だけでなく車の骨格部分にまでサビが進行すると、走行性能にも影響を及ぼす致命的なダメージに繋がりかねません。

私も気候の良い時期は定期的に洗車できていますが、冬場は寒くてサボりがちです。

春になってから下回りを見たら、マフラーの一部が融雪剤でサビていたり、ボディ隙間に鉄粉による茶色いサビ汚れが発生していた経験があります。

コーティングの劣化

「私の車はコーティングしてるから大丈夫!」そう思われる方も多いと思います。

実はコーティングも決して万能ではありません。

定期的な洗車やメンテナンスを怠ると、イオンデポジットやウォータースポットが発生し、コーティングが劣化して効果がなくなってしまいます。

ニコパパ
ニコパパ

コーティングしたのにすぐに水を弾かなくなった。そんな経験ないでしょうか?

洗車しない方がいいは本当?

結論、洗車は必須です!

確かに、間違った洗車方法では傷が付いたり、拭き取り不足でイオンデポジットが発生したりする可能性はありますが、正しい方法で洗車すればそういったリスクは最小限に抑えられます。

神経質になりすぎて頻繁に行うのは逆効果かもしれませんが、洗車をしないことによるボディへのダメージの方が遥かに大きいです。

洗車を定期的に行うかどうかで、確実に3年後、5年後の状態に差が出ます。大切な愛車を長くキレイに保つためにも、定期的な洗車を行いましょう。

洗車は愛車を守る必須のメンテナンス!

洗車は単に車をキレイに保つだけでなく、塗装やボディを汚れや深刻なダメージから守る必須のメンテナンス

洗車せずに放置すると、塗装の劣化や色褪せ、サビによる塗装の剥がれなど、修復が困難になることも。

洗車は愛車を長く健康な状態に保つための「予防医療」だと考えてください。

「時間がない」「面倒だな」と感じる方も多いと思いますが、一度やり方を覚えてしまえば洗車は意外と手軽にできます。

この記事をきっかけに洗車をして、愛車を長くキレイに保ちましょう!

タイトルとURLをコピーしました