高級SUVの代表格、ランドクルーザー300系。その圧倒的な存在感と悪路走破性は魅力的ですが、購入を検討中の方も、すでにオーナーの方も、洗車に関して悩むことは多いのではないでしょうか。
大切で高価なランクルだからこそ、傷は絶対に避けたいですよね。
この記事では、15年以上の豊富な洗車経験を持ち、さまざまな車種の洗車を実践してきた私が、ランクル300系の洗車に関するそんな疑問や不安を解消する方法を徹底解説します。
洗車機のサイズ制限や傷のリスク、傷をつけずに洗う具体的なコツまで、ランクル300オーナーが本当に知りたいポイントを網羅。
この記事を読めば、あなたの愛車をピカピカに保つヒントが見つかり、自信を持って洗車を楽しめるようになります。
洗車機のサイズ制限と使用可否

結論から言うと、ランドクルーザー300系は一般的な洗車機のサイズ制限に収まっているため利用可能です。
現在主流の洗車機は、高さ2.3m以内、車幅2.3m以内、全長5.2m以内のサイズに対応しています。
ランクル300系の主なモデルのサイズは、高さが約1.93m、車幅が約1.99m、全長が約4.99mなので、この基準を満たしています。
注意したいのは、古いタイプの洗車機です。
中には車幅2.0mまでしか対応していないものもあり、そうした洗車機ではランクル300系が利用できない可能性があります。
ご自身のランクル300系が確実に洗車機に入るかどうかは、利用する洗車機の仕様に左右されます。迷う場合は、必ず事前にガソリンスタンドのスタッフに確認するようにしましょう。
洗車機は傷がつく?傷つけず洗うコツ

「洗車機を利用したいけど、やっぱり傷が心配…」そう考えるオーナーさんは多いはずです。
ここでは洗車傷のリスクと、愛車を傷つけずに洗車機を賢く活用するコツを解説します。
洗車機で洗うと傷ついてしまう?
現代の洗車機で車が傷つく可能性は、以前より大幅に低くなっています。
昔は固いプラスチック製ブラシを使用していましたが、現在の洗車機は柔らかい「スポンジ」や「ゴム素材」のブラシを採用しており、塗装面へのダメージを抑える工夫がされています。
しかし、完全にリスクがゼロになるわけではありません。
特に、ボディに付着した泥や砂が十分に落ちていない状態でブラシが当たると、それが摩擦材となり小さな擦り傷(洗車傷)の原因となることがあります。
また、黒系のボディカラーは傷が目立やすいです。基本的には安心して利用できますが、完全に傷を避けたいなら、これからご紹介する工夫を試してみてください。
傷つけずに洗車機で洗うコツ
洗車機で傷つけずに洗うには「事前の徹底的な予洗い」が最も重要です。
洗車機の予洗いだけでは不十分な場合が多く、砂や泥が残る可能性が高いです。事前に高圧洗浄機などでボディ全体をしっかり洗い流しましょう。
コースは「水洗い」か「シャンプー洗車」が基本です。撥水コートなどのオプションは、汚れが落ち切らない場合、汚れの上からコーティングされてくすむ原因になるため避けるのが賢明でしょう。
洗車後は、水滴が乾く前に吸水性の高いマイクロファイバークロスなどで速やかに拭き取りましょう。水滴が残るとシミや塗装の劣化の原因となることがあります。
洗車機で傷つけずに洗う手順やコツは、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
気になる場合は手洗いやコーティングも検討

「洗車機はやっぱり心配」「もっと完璧にキレイにしたい」という方には、手洗い洗車やプロによるコーティングも検討すると良いでしょう。
手洗いなら、ご自身の手でボディの状態を細かくチェックしながら、砂や泥を優しく除去できます。
脚立や大判クロスを使用すると、ランクル300のような大きな車体でも効率的に洗えます。
また、一度ガラスコーティングなどのコーティングを施工しておけば、ボディに硬い被膜が形成され、日常の洗車傷がつきにくくなるだけでなく、汚れも落ちやすくなります。
愛車の状態やご自身の時間と手間を考慮し、最適なメンテナンス方法を選びましょう。
手洗い洗車の方法やおすすめの洗車道具は、以下の記事で詳しく解説しています。
>> 正しい手洗い洗車の方法
>> おすすめの洗車道具5選択
まとめ
ランドクルーザー300系の洗車で不安を感じる方も多いでしょうが、次のポイントを押さえれば大丈夫です。
ランクル300のような大きな車体を洗うのは大変だと感じるかもしれません。しかし、今回ご紹介した方法やコツ、注意点を参考にすれば、愛車を傷つけずにピカピカに保つことができます。
最適な方法を選んで、大切なランクル300とのカーライフを存分に楽しんでくださいね!
洗車の頻度やタイミングを以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください!